娘の策略

うちから車で20分ぐらいのところにイオンの大型ショッピングモールがある。ここは、休日は人が結構たくさん来るところで、家族連れももちろん多いので、子供用にキャラクターのついた車を模したカートが置いてある。しかし、休日の午後などにいけば当然のようにカートはほとんどなくなっているのが現実で、実際、うちは昼ごはん方々行くことが多いので、行ったときにカートにすぐ乗れるということはまれ。
きょうも、そんな感じだったのでずーっと上の娘はカートに乗れず、歩いていた。妻が食料品売り場で買い物をしたいというので、とりあえず休憩所で上の娘と待っていたら、「はあっ・・・」と上の娘がため息をつく。話を聞くと、「あのね、車もないしね、みんな車に乗ってるしね、つまんないのよね・・・。」と。*1
ああ、もうわかったよ、じゃあおもちゃ売り場にでも行こうか?と何となく散歩を始めた。で、いろいろ回ってエレベーターに乗って駐車場のある屋上に行こうとしたら、屋上の一つ手前の3階でエレベータを降りる人がいて、ドアが開いた。
エレベーターのすぐ目の前にカート置き場があるのだが、そこに、ただ一つだけぽつん、と子供用のカートが置いてあった。
娘が「あるよ!あるよ!」というので、降りてそれに娘を乗せた。

その後の娘のテンションたらない。買い物を終えて戻ってきた妻に、「3階でね、みつけたんだよ!急げーって乗ったの!」とまくしたててご満悦。
お前がイオンに行きたいって言ってたのは、これに乗りたかったからなのね?

*1:車=子供用のカート