24時間テレビ

痛いテレビ : 24時間テレビ2010まとめ

Togetter - 「弟が24時間テレビのボランティアに行ったら激怒して帰ってきた話」

今年も24時間テレビ、やってましたね。僕はちらっとつけて、ああ、24時間テレビかとチャンネルを変えるきっかけぐらいにしか思っていませんでしたが。毎年、24時間テレビの季節になると批判も同時に沸き起こりますね。

これが始まった30年ちょっと前はきっとけっこうな意義があったんじゃないかなって思います。今ほど知らない人同士のつながりをもてるコミュニケーションツールもなく、募金を呼びかけようにも、街頭に立つか学校で呼びかけ、ぐらいしかなかった時代に、テレビが主体となって募金を呼びかける。これは全国的な効果が期待できて、当然、意義のあったことに思います。

しかし、今はネットで振込みすら完結できる時代。ネット上で募金を募り、口座番号をそこで知らせてネット上で振込みしてもらう、なんてことも可能になり、相手の顔を見なくても募金活動が可能な時代です。テレビが大々的に募金を呼びかける時代じゃないんじゃないかなあ、って思ったりしています。

そこで、提案なんですが、これからこの手の企画をするテレビ局はスポンサーを説得して、24時間一切番組を放送しないで、その放送してればかかったであろう1日分の経費をまるまる寄付ってのはどうでしょう。もう画面も開き直って静止画にしちゃってずーっとそのまま。まあ、提供のテロップを流すのはありだと思いますが。視聴率がどうのとか関係なし。
もちろん、それを維持するスタッフは必要ですが、それは24時間テレビのようなイベントの比じゃないですから、スタッフにお金を出したとしても別に問題は無いでしょう。しかも、寄付するのは、もともとテレビ局が使う予定だったお金ですからそれを一部スタッフに払っても、正当な支出です。
つまらない番組にお金を使うより寄付を選んだと評判は上がると思います。

まあ、あとはその一日分にどこの誰がお金を出すのかと言う大事な問題がありますが。(笑