似顔絵

自分の似顔絵をシールにしてコーヒー用のマグカップに貼っているんだが、それを見て職場の子が「私のも作ってください!」って言ってたんだけどさ〜・・・。
女の人の似顔絵ってものすごく気を使うから引き受けんよ。そっくりにすればするほど、意外と似すぎて困ることってあるのよ。つまり、似顔絵って僕の主観的印象がばっちりそこに入り込むわけじゃん。すると、似すぎている似顔絵は「飛田給さんがこうやって見ているってことかあ」って思われるのがいや。
で、実物よりちょっとかわいい目もしくはきれい目に作ればいいんだろうけれど、僕はそこまでサービス精神旺盛じゃないし、あまりにデフォルメしすぎると、今度は「誰?」って感じになる。似ているという本筋を外さず、欠点をそれとなくカバーして長所を引き出す。すげぇ難しいんだけど。
だから、街中でやってる「似顔絵描きます」って商売の絵描きさんはなかなかすごいと思う。お金のため、生活のためとはいえ、似ている範囲内でしっかりデフォルメしてかわいい目に描くって、難しいよね。